KDE環境でGvimのフルスクリーン表示
KDE環境のGVimがフルスクリーン表示できないときの対策
※最大化ではなく、タスクバーやタイトルバーも消える完全なフルスクリーン表示の方
GVimだけフルスクリーン表示できない
DebianのKDE(とKWin)では設定変更なしでShift+<F11>でフルスクリーンにできたのですが、Ubuntuだとなぜかできませんでした。がっつりコードを書くような時にはよく使っていた機能なので、ないと厳しいです。マウスで設定しようとしてもご覧の通り、メニューがDisableになってます。
ちなみに、他のアプリケーションでは問題なくフルスクリーンにできています。
検索してみた
やはり他にも困って解決した人がいました。この通りにしたら直りました。
しかし、英語な上にご本人はスペイン語verを使っているそうで、設定の項目名がほぼ全部違いました(本人も違うかもと書いてる)。KDEの日本語情報ほんとに少ない気がします・・・。ということで同じ内容ですが書いておきます。メニューは英語のままなので日本語メニューでもわかりやすいように画像多めにします。
GVimでフルスクリーン表示できない原因は、pixelではなく文字数でウィンドウサイズを制御しているからだそうです。
なので、ウィンドウマネージャ(Kwin)側の設定を変えます。
設定
GVimのタイトルバーを右クリックし、'More Actions' → 'Special Application Settings...' と進みます。
以下のような設定メニューが開くので、 'Size & Psition' タブの 'Obey geometry restrictions' を 'Force', 'No' と設定します。
これでOKを押せば変更は即座に反映されて、起動中のGVim全てでフルスクリーン表示が可能になります。
もちろんShift+<F11>でも切り替えできますし、再ログイン後も設定は有効なままです。
他にも色々と設定項目がありまして、ちらっと見た限りアプリケーション毎の透明度の設定とか面白そうでした。残念ながらすぐに便利な使い方が思いつかなかったのでスルーしますが、一応今回は目的の設定ができたので満足です。
参考になれば幸いです。